2018年3月2日金曜日

3月です!

 芸の無いタイトルですが 笑

 とうとう、というか、早くも、というか、2017年度最後の月です。
 すでに修士・博士発表会は終了し、来週は、毎年の恒例行事 弊所主催のシンポジウムが行われ、そろそろ来年度の新入生歓迎会の計画などもちらほら。
 気温もぐんと上がって、長かった冬が終わる実感を覚え始めました。

 新しいことを始めるには不自由なこの時期、とりあえずは閉める方向へ。ヘテロシグマのミトコンドリアゲノムの一部を読んで、由来水域との関係を見るproject、ど〜しても遺伝子増幅できない、できても配列が読めない、というのがいくつかあったのを、酵素を変えて見たり、希釈率をいじって見たり、フェノール・クロロフォルム処理を噛ませて見たり、、、、手を替え品を替え、だんだんゴールが見えてきました。
 それでも謎は残るわけですが、逆にここまで手を尽くしても残る謎って、実は、面白いことを示唆するヒントだったりして。
 何せ年度末、プライマー一本買うにも気を使う季節ですので、逆に手元に残る疑問符を一つ一つ潰していくには格好のタイミング。もう少し粘って見ます。

 その一方で、今年度始めた共同研究者から、なんだか心浮き立つ予備的結果のお話も。。。。まだまだ確認が必要な段階ではあるのですが、しかし、そう簡単にはいかないような、と覚悟していたネタですので、途中経過を伺って、わたし自身はかなりウキウキ。
 このウキウキって、悪く無いけれど、言って見ればこう言う人は脇があまい人、なわけで。これまでの経験と技術をお持ちの共同研究チームからのニュースを、楽しみに待つことにします。

 ....とはいえ、年度末の色々手詰まりな、この季節に楽しみにできることがあるって、これまでにはなかったかも、というのは確か。手放しで楽しみにする=脇が甘いんだからね、と心の中で言い聞かせる一方で、いつも気持ちの片隅に桜が咲きかけている気分でいられるのは、とてもよいもの、ありがたいことです。

0 件のコメント:

コメントを投稿